2005年2月号

◎群馬県新里村・蕪木(かぶらぎ)養豚
“魔法の水”が生む最高級の肉質
脂の美味しさも絶品「かぶちゃん豚」


緻密な栄養設計と「魔法の水」が秘訣

「水が良くなければいい豚肉は作れない。自分で食べてうまい豚を作りたい」と蕪木養豚(群馬県勢多郡新里村板橋238)代表の蕪木博美さんはこだわり続けてきた。
 父親の代から養豚を始めて40余年、現在、母豚約150頭の一貫経営を奥さんのはるみさんと二人で管理しているが、すでに長男は種豚の導入先であるサイボグで技術研修中、長女は近隣の養豚場で繁殖を担当しており、後継の準備も万全整っている。
蕪木さんがブランド豚の生産に取り組んだのは十数年前。出荷先の市場からドリップが出るというクレームがあり、その解決に頭を悩ませていた。そのとき救世主となったのが父親の代から取引のあった資材メーカーの某氏。配合飼料にその某氏が緻密な栄養設計を施したサプリメントを添加することで、ドリップは解決していった。


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