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シリーズ ブランド豚を追う

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2015年12月号

◎グローバルピッグファーム(株)/しばたパッカーズ(株)
養豚農家の6次産業化、ポークチェーン確立でGPFの夢実現
TPP、大手に堂々対抗、
「しばたパッカーズ」新工場記念式典盛大に開催


ブランド豚肉「和豚もちぶた」を生産・販売するグローバルピッグファーム(株)(GPF、本社・群馬県渋川市、赤地勝美代表取締役会長兼社長)は、新潟県新発田市に100%出資の子会社「しばたパッカーズ(株)」(本社・新潟県新発田市、大竹徳治郎代表取締役社長)を 2012年10月に設立し、その敷地内に食肉処理加工工場を運用してきたが、今年9月に新工場が完成。10月21日、新潟市中央区のANAクラウンプラザホテル新潟で新工場の完成を祝う落成記念式典が開かれ、新発田市市長はじめ、建設関係者、流通業者、農場関係者など約230人が出席した。

開会のあいさつで、しばたパッカーズ社長の大竹徳治郎氏は「一昨年11月に工事を開始して以来1年10カ月かかり、9月15日に新工場が完成した。『しばたパッカーズ』はGPFの養豚経営者の仲間たちにとって30年来の夢であり、目的の一つであった。それは我々が生産した『和豚もちぶた』を自分たちで処理・加工し、自分たちが消費者にお届けすることであり、それこそが6次産業化であり、ポークチェーンの確立である。日本一おいしい『和豚もちぶた』を世界水準の施設で処理・加工し、より安全・安心で衛生レベルの高い豚肉を全国のお客様に届けていく。この流れを確立することで国内競争、国際競争にも打ち勝てると考えている。本日の式典には次世代を担う若者経達にも出席してもらっているが、我々の6次産業化、ポークチェーン確立との取り組みをしっかりと引き次いでもらいたい」と熱い思いを語った。

式典の中締めでは、しばたパッカーズ会長でGPF社長兼会長の赤地勝美氏があいさつ。「32年間希望をもって実現すべくがんばってきた。『しばたパッカーズ』についても、関係者の方々のお力添えをいただきながら8年間の月日をかけ今日を迎えることができた。我々は農家養豚の集まりだが、その力を結集すれば大企業にも負けないと確信している。そして次世代が安心して養豚経営ができるようにすることが我々の使命。『小さな養豚経営でも大企業に太刀打ちできる』と信じ、32年前にGPFを設立し、農家が補助金だよりだと揶揄されてきたことも真摯に受け止め、財務諸表から勉強し、すべての養豚農家に法人化を行ってもらった。そしてグループ化するにはまず個々の経営が黒字になることであり、それが経営を継続させる最大の力となるため、財務に力を入れてきた。最近では若手、ニューリーダーたちに集まってもらい専門講師を招き財務の勉強をしてもらっている。本日の式典も全面的に若手に任せて開催したものであり、今後の若手の活躍を大いに期待している」と32年間の努力の結実と次世代への期待を感慨深く語った。

「しばたパッカーズ」は、生産者主導で生産から流通までを行い、日本一おいしい豚肉を提供するポークチェーンの確立を目指し、「和豚もちぶた」、「越後もちぶた」に特化したGPF100%出資のミートパッカー。2012年に設立し、2015年にはHACCP対応の新工場として生まれ変わった。最高1000頭の処理能力を有し、平均処理能力は1日800頭、カット処理は平均670頭で、年間約20万頭が処理できる。

食肉センター内に前処理としてのと畜部門を持ち、さらに精肉副産物の製造流通まで一貫した厳しい衛生管理と温度管理、徹底した5S活動などを実施している。

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2015年11月号

特別グラビア
生産・流通が強く連携しブランド豚肉や加工品を効率販売
特徴的なブランド多数、「アグリフードEXPO東京2015」


国産農産物をテーマとした全国規模の展示商談会「アグリフードEXPO東京2015」が8月18~19日の2日にわたり東京・有明の東京ビッグサイトで開催された。

今回は10回目の開催を記念し、農業の6次化の先駆者として直販や加工に積極的に取り組んできたこれまでの出展者やバイヤーらに幅広く参加を呼びかけ、出展者数は全国の野菜、畜産物などの生産者や食品加工企業など過去最多の869社が出展。2日間の来場数も1万4624人と前回より2000人近く増えた。

6次産業化への取り組みが浸透する中、本誌関連においても味や安全・安心にこだわった全国各地のブランド豚肉や豚肉加工品、総菜などが多く出展され、出展者は会場を訪れた流通企業や外食企業の関係者、消費者などに商品の特長などを力強くアピールした。また今回の展示会では、養豚生産者が流通企業と強く連携して、ブランド豚の精肉や加工品の販売を積極的、効率的に進めている様子が強く感じられた。

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2015年10月号

特別グラビア
安心・安全な県産豚肉を料理教室通してPR――
岐阜県養豚協会主催「第10回」地産地消運動


岐阜県養豚協会(吉野毅会長)は8月21日、「第10回地産地消運動~安全・安心・新鮮を求めて 岐阜県産ポークの集い~」を岐阜県岐阜市・岐阜女子大学で開催した。

この取り組みは、岐阜県産豚肉の消費拡大および地産地消を進めるため、一般消費者、畜産関係者、精肉販売店等流通関係者を対象に、岐阜県産豚肉の新しく、おいしいメニューを紹介し、普及拡大を図るとともに、養豚について理解を深めてもらうことを目的に開催されているもの。近年は2月と8月に行われる恒例行事として、豚肉を中心にした料理教室と勉強会が企画されており、第10回を迎える今回も公募により18組・36名の親子(小~中学生が対象)が参加した。

今回、豚肉をふんだんに使用したレシピとして紹介されたのは、ゆで豚マリネ、豚肉の梅きんぴら、豚ミンチとザーサイのスープの3品。豚肉の梅きんぴらは、岐阜県大垣市の高校生・岡田愛実さんが考案したレシピで、公募の上で採用されたメニューである。用意された豚肉は、岐阜市内に農場を構える森岡養豚のモモ肉とバラ肉。森岡養豚は「飛騨けんとん・美濃けんとん」の生産に取り組んでおり、その高品質な豚肉は共進会をはじめ各所で高い評価を得ている。

調理実習の講師は、調理コンサルタントの大西周氏がつとめ調理のポイントを解説。同大学学生のサポートのもと、参加者は一生懸命調理に取り組んだ。

試食では、業界関係者や養豚生産者8名が自己紹介するとともに、生産者と同じテーブルにつき料理を試食。食事中は消費者との積極的な交流がみられ、消費者からは農場の様子や豚の飼育期間、具体的な生産方法などについて質問がある中、生産者はていねいに答えていた。

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2015年9月号

◎徳島県/徳島県阿波とん豚ブランド確立対策協議会
徳島県発の最高級銘柄豚「阿波とん豚」
猪の肉質を継承した新銘柄豚を開発


徳島県では平成25年より、「徳島県が誇る最高級ブランド豚」として開発した銘柄豚「阿波とん豚」が生産・販売され、消費者の注目を集めている。生産農家戸数は平成27年7月現在で2戸と決して多くはないが、一般の国産豚と比べても赤みが濃く、また脂肪交雑が多く柔らかい肉質は牛肉を連想させるほど。6月に開催された国際養鶏養豚総合展2015のフードコーナーでもブースを展開し「阿波とん豚」を試食提供、人気を呼んだことも記憶に新しい。

「阿波とん豚」という名前は、平成25年10月の初出荷に合わせて公募を行い、全国から約2000通の応募があった中、「とんとん拍子で発展するように」との願いを込めて決定された。また、ロゴマークについても約300通の公募から選ばれたものだ。ロゴマークは、PRポスターや精肉パックに貼られたシールなどで見ることができる。

阿波とん豚の開発時に注目されたのが、徳島県内に広く生息する猪(日本猪)だった。猪肉は色合いが良く保水性が高いほか、分厚い脂に特徴がある。また、徳島県では猪と豚を掛け合わせた猪豚の生産も多く、猪豚の肉質についても猪肉同様のおいしさを持つことが知られていた。このような背景のもと、猪肉の良さを豚肉に取り入れることが考えられた。

一方で、猪は豚に比べ、繁殖能力や発育スピード、産肉性が低く、また神経質で飼育が難しい。猪豚についても、猪の性質を色濃く残し、また猪を豚に交配させるにも大きな労力が必要であり、多頭数の飼育は困難だった。

これらを踏まえ計画されたのが、DNAの特定の配列を指標として種豚を選抜するDNAマーカー育種である。DNAマーカーとは、DNA配列の違いを、品種や個体を識別する際の目印として利用するもの。この育種により、猪の肉の特徴を持たせる遺伝子のみを残した豚の開発に成功した。

「阿波とん豚」を売り出すに当たり、県だけでなく、生産農場やと畜場、販売店を含めた徳島県阿波とん豚ブランド確立対策協議会が立ち上げられた。生産の計画、ブランドのイメージや販売の方向性まで、開発も県の独りよがりにならないように、かといって農場のプライベートブランドにもならないように同じ方向性を持って生産を続けていくことが狙いだ。「阿波とん豚」は現在20店舗で販売されており、すべて協議会の指定販売店という形をとっている。今後は県内の飲食店への展開だけでなく、県外の販売店への流通も計画している。

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2015年8月号

特別グラビア
初のアジア開催、第 7 回国際新興・再興豚病学会
アジア・欧米から1000人に迫る参加で成功収める


6月21日~24日の4日間、京都市の国際会議場で開かれた第7回国際新興・再興豚病学会(ISERPD 2015)には1000人近くが参加し、大きな成功を収めた。

ISERPDは4年に1回開催される国際学会で、2011年はスペインのバルセロナで開催され、PFTS (謎のクチュクチュ病)、アフリカ豚コレラ(ASF)などが話題となった。今回はアジアでの初めての開催となり、豚流行性下痢(PED)の話題が多かったが、アジア、欧米各国から獣医師ら977人が参加し、前回のバルセロナ大会の1030名に迫る勢いだった。

今回の基調講演や口頭発表の主要疾病は、PED、PRRS(豚繁殖・呼吸障害症候群)、PCV2(豚サーコウイルス2型)、豚インフルエンザ、口蹄疫(FMD)、ASF(アフリカ豚コレラ)などであった。

7月10日、都内で開催した(一社)日本養豚開業獣医師協会(JASV、大井宗孝代表理事)の活動報告会の際、ISERPD2015大会委員長を務めた麻布大学名誉学長の政岡俊夫氏から、「2009年のAPVSの経験をもとに4年間の準備を経て開催した同大会には大変満足いただけたものと自負している。まさにオールジャパンのネットワークが成功に導いたもので、『ワンワールド・ワンヘルス』の充実した内容が実現できたと思う」と大会の感想を述べた。また、同大会の実行委員長を務めたスワイン・エクステンション&コンサルティング代表の大竹聡氏より学会を振り返っての詳細報告が行われ、参加人数の多さなどに満足感を示しつつ、「こうした国際学会を今後いかに活用していくのか、それぞれの仕事に生かしていくか、個々、組織、国のレベルで考えていくべきだと思う」と気持ちを引き締めた。

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2015年7月号

特別グラビア
国際養鶏養豚総合展 IPPS2015閉幕
177社出展、延べ2万3000人が来場


国際養鶏養豚総合展2015「IPPS2015(International Poultry and Pig Show Japan 2015)」が6月10~12日の3日間、愛知県名古屋市港区金城埠頭のポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催された。

主催者の国際養鶏養豚総合展運営協議会(一般社団法人日本養鶏協会、一般社団法人日本養豚協会、公益社団法人中央畜産会、同施設・機械部会で構成)によると、今回はフードコーナーを含めて過去最多の177企業・団体(669小間)、このうち施設・機械・器具・資材メーカーなどは国内外から154企業・団体(637小間)が出展。3日間の総来場者数は養鶏・養豚関係者、一般消費者など延べ2万3000人で、前回開催の2012年(延べ2万1000人)を上回った。

会期中は併催行事として10名の専門家による特別講演会が連日開かれたほか、出展各社による最新情報・技術のプレゼンテーションが35社50テーマ(前回26社32テーマ)にわたって繰り広げられた。また、鶏卵・鶏肉・豚肉の消費拡大を目指し、設けられた"フードコーナー"では鶏卵・鶏肉・豚肉の展示、試食、物品販売が行われ、全国から23企業・団体が参加した他、愛知県内の小学校3校の児童232人を招き実施された養鶏養豚食育企画では、児童らへの施設・機械が生産・流通に果たす役割の説明が行われた。

開会式で国際養鶏養豚総合展運営協議会の村田良樹会長(東西産業貿易(株)代表取締役会長)は「皆様もご承知の通り、わが国の養鶏・養豚産業は農業分野の中でも最も構造改革が進んだ業界である。国民の食生活にとって欠かすことのできない重要な産業となっている。しかし近年、国際的な穀物相場の高騰や鳥インフルエンザ、口蹄疫の発生に加え、TPP問題、アニマルウェルフェアへの対応など数多くの課題を抱えていることも事実である。このような状況の中で開催される総合展ではあるが、前回2012年を大きく上回る177の企業・団体に出展いただき、盛大に開催できることを大変喜ばしく思っている。今回の総合展は国内外の機械設備、システム、商品の展示に加え、鶏卵、鶏肉、豚肉の消費宣伝・消費拡大を目的としたフードコーナーを充実させた。『良品発見』をメインテーマとし、多くの皆様にご満足いただければ幸いである」と述べた。

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2015年6月号

特別グラビア
オリンピックに向けブランド認知活動、増産体制さらに推進
――グローバル活動も積極展開、
TOKYO X-Associationが総会開く


TOKYO X-Association(会長・植村光一郎(株)ミートコンパニオン常務取締役)は5月11日、東京・八王子市の京王プラザホテル八王子で平成27年度の通常総会を開き、26年度事業報告、27年度事業計画、役員改選などを原案通り可決、承認した。

北京黒豚、イギリス系黒豚、デュロック種を交配させて作出した「TOKYO X」は、上質の赤身と脂肪がほどよく混ざった肉質が特徴で、平成11年秋から出荷が始まり、生産者組織として「TOKYO X生産組合」(澤井保人組合長)も組織され、現在、都内外26戸の養豚農家によって、「安全性(Safety)」「生命力学(Biotics)」「動物福祉(Animal welfare)」「品質(Quality)」の4つの理念を柱とする「東京SaBAQ」のコンセプトに基づき専用飼料を与え飼育されている。「TOKYO X- Association」はその流通組織で、すでに設立から16年を経過し、現在、食品流通企業などの会員企業数は155社・339店舗となっている。

平成26年度の出荷頭数は7448頭と少なめだったが、今年度は共同生産出荷に関する協議や枝肉目合わせ会、トレーサビリティ検討委員会などを実施するとともに、「TOKYO X」を通した食育事業参加やアグリネイチャー事業、地産地消支援事業参加、TOKYO X格付け検討委員会、農場HACCP研究会参加などとともに、東京オリンピック対策協議委員会を実施予定。トウキョウXの原原種豚は現在、東京都農林水産振興財団で雄25 頭、雌50頭が維持されており、東京オリンピックに向けて増産体制を推進していく。

総会では、26年度の事業報告で、枝肉検証会、小学校などでの地産地消講演、タイ・ベトナム・イギリスなどの市場調査、肉フェス参加、スーパーマーケットトレードショーなど展示会への参加、テレビ・雑誌の取材対応などの活動報告を行った。27年度事業計画では、トレーサビリティ検討委員会会議、食育事業参加、アグリネイチャー事業参加、地産地消支援事業の参加、農場HACCP研究会参加、東京オリンピック対策協議委員会の実施などが予定されている。

今回の追加議案として、TOKYO X飼養管理マニュアルに準じ飼養管理され、TOKYO Xの格付基準を満たした食肉の他、内臓もTOKYO Xとして流通、販売できることが満場一致で承認された。総会の最後には、震災後も生産頭数を減らすことなくTOKYO Xの生産に取り組んだ宮城県の生産者、星昌宏、星恵美、山田多賀男の各氏に感謝状が贈られた。

総会終了後は、食生活ジャーナリストの会(JFJ)代表幹事の佐藤達夫氏をコーディネーターに、「東京オリンピック・パラリンピックとTOKYO Xブランド戦略」と題した記念対談会が行われ、くらし探検くらぶ代表の廣田美子氏と植村会長がパネリストとしてコメントした。その中で廣田氏は、「TOKYO Xはテレビでもよく取り上げられ高級食材のイメージがあるが、情報量が少ない。もっと消費者にその良さを伝えてもらいたい」とコメント。それに対して植村会長は、より多くの情報提供が必要であることを強調するとともに、今後の国際交流の活性化、オリンピックに向けての戦略として、「決して井の中の蛙になることなく、またニーズではなく、もっと具体的な欲求である『ウォンツ』に応えられるようにしなければならない」と力強く語った。

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2015年5月号

特別グラビア
「豚丸ごと1頭を喰らう」をテーマに枝肉比較
豚肉勉強会主催 第3回勉強会開催


豚肉勉強会(呼びかけ人:桑原康氏、(農)富士農場サービスグループ代表)が4月3日、公益社団法人全国食肉学校(群馬県佐波郡玉村町)で、「豚丸ごと1頭を喰らう」をテーマにした第3回勉強会を開催し、全国各地から養豚生産者や食肉加工会社など関係者ら60人が参加した。

冒頭、豚肉勉強会呼びかけ人の桑原康氏があいさつに立ち、今年6月10~12日に愛知県名古屋市・ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される「国際養鶏養豚総合展2015」のフードコーナーへの「豚肉勉強会」の出展や、東京オリンピックを目標に据えたTPP(トップ・ピッグ・プロジェクト)の企画などの今後の計画や活動を報告。安全・安心、新鮮、美味しさを保証できる国産豚肉の生産・流通・販売の促進、消費者満足度アップを目指し勉強会を進めていくことを強調し、協力を呼びかけた。また、今回の会場となった全国食肉学校の徳永克弘学校長ならびに群馬県開催に当たり群馬県養豚協会の会長で(株)オーケーコーポレーション副社長の岡部康之氏があいさつを述べた。

教室では豚肉の歩留まり、品質欠格要因、部分肉出来高、部分肉原価計算などの徹底解説などが行われた他、実習室では供試豚として富士農場サービスから提供された三元豚・LY満州豚(民豚)とランドレースの2品種の豚の生産履歴が解説、さらにそれぞれの枝肉の脱骨・整形・小割・筋引き・スライスをしながら歩留りや肉質などを比較、学習した。

豚肉勉強会主催第3回勉強会の様子は、本号トピックス記事(36ページ)にて紹介する。

次回の勉強会は、「TPPと海外から見た日本市場の狙い目」をテーマに、豚肉の主要対日輸出国の実務関係者を招き7月下旬~8月頃に開催する予定。詳細については、豚肉勉強会ホームページ(http://pork.world.coocan.jp/もしくはFacebook:https://www.facebook.com/butaben)、または同勉強会事務局(Eメール:butanikubenkyo @ gmail.com)まで。

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2015年4月号

特別グラビア
◎(株)高座豚手造りハム
感謝の気持を込めて第28回チャリティーパーティー開催

(株)高座豚手造りハム(本店:神奈川県綾瀬市吉岡、志澤菜穂子社長)は2月18日、地域における社会福祉活動の一環として、神奈川県相模原市・小田急センチュリーホテル相模大野にて「第28回チャリティーパーティー」を開催。会場には、多くの関係者らが列席した。

冒頭、志澤菜穂子社長はあいさつに立ち、「私どもは今年で32年目を迎える会社です。当時は6次産業化とか、地産地消という言葉がほとんど使われていない中で、私どもは養豚家が育てた豚たちをもっとおいしく、もっと手頃に、お客様に提供したいと考え、高座豚手造りハムを設立しました。会社が成長していくにつれ、もっと社会に、そして地域に貢献できないかと考え、いろいろな取り組みをしています」と同社の取り組んでいる活動について紹介し、高座豚手造りハムを愛する顧客や高座豚を支える関係者らに感謝の意を示した。

パーティーでは恒例となっているチャリティーオークションが行われたほか、高座豚のカット肉や加工品などの詰め合わせが入った福袋も販売。また、今回は同社の優秀な社員を表彰するアワード(優秀社員褒彰)も行われ、会場内は拍手で包まれた。

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2015年3月号

特別グラビア
恒例となる岐阜県養豚協会主催「地産地消運動」開催
親子参加の料理教室、クイズ大会など交流深める


岐阜県養豚協会(吉野毅会長)は2月7日、「第9回地産地消運動 安全・安心・新鮮を追求して 岐阜県産ポークの集い」を岐阜県岐阜市・岐阜女子大学第1調理実習室・第1調理学講義室で開催した。

このイベントは、一般消費者を中心に畜産関係者、精肉販売店等流通関係者らを対象に「岐阜県産豚肉の新しく、おいしいメニューを紹介し、普及拡大を図るとともに、養豚生産について理解を深めてもらうこと」を目的に開催されているもの。2013年より親子料理教室をメインに据えたイベントとなり、生産者と消費者の積極的な交流を狙いとしている。

今回の料理は「豚しゃぶサラダ」「豚ホルモントマト煮パスタスープ」「豚おこ揚げ」の3品。豚おこ揚げは同協会が行った豚肉部位ごとの料理レシピ募集において美濃加茂市・藤木友希さんが考案したメニューで、料理講師として同イベントに参加しているシュウコンサルティング&ワークスの大西周氏が調整したレシピを紹介。参加者らは一生懸命調理に取り組んだ。

今回は吉野会長が取締役を務める(有)吉野ジーピーファームで生産された「飛騨旨豚」のモモ肉などが用意された。開会に当たって吉野会長は「地産地消運動は、岐阜県で育った新鮮な豚肉を食べていただきたいという考えで取り組んでいる。また消費者に参加していただくことで我々生産者の顔が見え、また逆に消費者の方々から貴重なご意見をいただき、生産に活かしていきたいと思っている。岐阜県にはたくさんの豚肉があるが、岐阜県産ブランドの統一名称として「まるっとうんまい清流の国岐阜県産ポーク」を掲げPRをはじめたところ。本日は皆さんで語らいあい、岐阜県産ポークを使った料理を家庭でも作っていただければありがたい」と述べ、岐阜県産豚肉を参加者にアピールした。

参加した生産者は「消費者と直接話せる貴重な機会。養豚生産という産業を知ってもらうためにも、今後も取り組んでいきたい」と話している。

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2015年2月号

特別グラビア
規模拡大も実現、「農場をイノベーションする会社」であり続ける
アークが第18回チャリティポークショー盛大に開催


2012年に会社設立40周年、アーク牧場開園20周年を迎えた(株)アーク(岩手県藤沢町、橋本晋栄社長)は1月16日、通算18回目となるチャリティポークショーを岩手県一関市内のホテルで開き、取引先や従業員ら170人を招いた。

今回のチャリティポークショーでもエコ活動の一環として参加者に箸を持参してもらう「マイ箸」企画により全員が箸持参で参加。館ヶ森アーク牧場など同社グループで生産された「館ヶ森高原豚」や加工品、地場産の有機野菜などを利用した料理などが振る舞われるとともに、アークの若手従業員による趣向を凝らした余興、そしてメインイベントであるチャリティオークションで会場は大いに盛り上がった。

チャリティポークショーでは冒頭、橋本晋栄社長が開会のあいさつを述べ、「昨年は前会長夫妻が亡くなるという悲しい出来事があったが、私の父がフロンティアスピリットを持ってこの地で養豚を始め、それを前会長夫妻の全力で支えてきたからこそ今があり、我々が農業をイノベーションする会社としてさまざまな取り組みにチャレンジすることができている。衰退する農業の中で生き残り、勝ち続けていくには常にチャレンジしていかなければ、我々の未来も日本農業の未来もない。昨年もさまざまなことにチャレンジしたが、中でも養豚事業部の増頭事業はほぼ完成し稼働も始まっている。関係者皆様のご協力、ご支援に感謝する。まだまだ未熟な経営者であり発展途上の企業なので、今後とも皆様のご支援、ご協力をお願いしたい」とチャレンジし続けることを強調した。

またチャリティオークションでは「館ヶ森高原豚」やそれを原料とした手づくりハム・ソーセージ、放し飼いで生産されている鶏卵「昔たまご」、地場産の有機野菜などがたくさん出品され、競り人の威勢の良い掛け声の中、次々と高値で落札された。

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2015年1月号

特別グラビア
国産豚肉12銘柄180キロ、福島県産豚肉160キロ試食提供
日比谷公園で「俺たちの豚肉を食ってくれ!2014 」大盛況


平成26年11月8日、9日の2日間、東京・千代田区の日比谷公園で農林水産省、(社)日本農林漁業振興会共催による「平成26年度(第53回)農林水産祭『実りのフェスティバル』」が開催され、併催の「食と農林漁業の祭典」の一環として開催された「第5回ファーマーズ&キッズフェスタ2014」(ファーマーズ&キッズフェスタ実行委員会主催)に出展する形で、一般社団法人日本養豚協会(JPPA、志澤勝会長)青年部会(佐竹宣昭部会長)主催で通算8回目となる「国産豚肉消費拡大イベント『俺たちの豚肉を食ってくれ!』(略称:俺豚)を開催し、訪れた大勢の家族連れなどに国産豚肉のしゃぶしゃぶなどを振る舞った。

「俺豚」は、日本の豚肉の美味しさを多くの消費者に知ってもらいたいとの思いで、2007年からスタートしたJPPA青年部会主催の国産豚肉消費拡大イベント。2007年の初回からスタッフは全国から集まった若手養豚生産者と業界関係者で、今回も自分たちで生産した豚肉を自分たちで調理し、来場した消費者に試食提供した。

今回、試食提供された豚肉は全国各地の12銘柄で、8日には(有)道南アグロ(北海道)の「北海道育ち『ひこま豚』」、山形県産豚肉銘柄推進協議会(山形県)の「認定山形豚」、(有)星種豚場(栃木県)の「茶色豚(ちゃいろぶた)」、(株)ヒラノ(千葉県)の「笑顔大吉ポーク」、九郎兵衛畜産(やまびこ会、愛知県)の「夢やまびこ豚」、愛媛甘とろ豚普及協議会(愛媛県)の「愛媛甘とろ豚」、9日には下仁田ミート(株)(群馬県)の「下仁田ポーク『米豚』」、角田ファーム(千葉県)の「アグリエコポーク」、(有)丸一高村本店丸一ファーム(山梨県)の「富士ヶ嶺ポーク」、(有)たかはた養豚(富山県)の「たかはたポーク」、(有)福田農園(大分県)の「綿雲豚(きんうんとん)」、(有)大成畜産(鹿児島県)の「やごろう豚OX(おおなりクロスポーク)」が、しゃぶしゃぶ用としてトータル180㎏、「福島県養豚協会」からは特別協賛として、焼肉試食用に160㎏の福島県産豚肉が提供された。

催しとしては、特設ステージでは自農場産のブランド豚肉のPRも行われたほか、恒例となった国産豚肉ソーセージを使用した特大ホットドッグの早食い競争、ステージで豚のコスチュームを着けて鳴き声の物まねをし、息継ぎをせず一番長く鳴き声をマネできた人が優勝するという「ぶたの鳴き声長さ大会」などが行われ会場を沸かせた。

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