HACCPを核とするISO22000、FSSC22000、SQFなどの食品安全マネジメントシステム（FSMS）規格の根幹であるCodex規格「食品衛生の一般原則CAC/RCP 1-1969」（General Principles of Food Hygiene, GPFH）および「HACCP付属文書」の改訂作業が、2019年11月4日〜8日に開催された第51回コーデックス食品衛生部会（CCFH）で完了し、2020年9月24日から10月にバーチャルで開催された第43回コーデックス総会で最終採択された。2022年2月に継続案件であったCCP決定系統樹（decision tree；DT）が第52回CCFHで議論され追加採択となった。

2回に分けて大幅に改訂された「Codex 食品衛生の一般原則 2022」の内容を、(株)鶏卵肉情報センターが翻訳し、長年のHACCPトレーニング実績を持つ（一社）日本HACCPトレーニングセンターが監修し本書の発刊に至った。旧版（第4版）から改訂あるいは修正された箇所は、文字を極太の書体にしてわかりやすくした

収録内容
食品衛生の一般原則 CXC 1-1969
GENERAL PRINCIPLES OF FOOD HYGIENE CXC 1-1969
1997年、2003年、2020年、2022年改訂。2011年編集修正

付随資料
・食品事業者向け食品アレルゲン管理の実践規範（CXC 80-2020）
・食品安全コントロール手段の妥当性確認に関するガイドライン（CXG 69-2008）
・より安全な食品への5つの鍵マニュアル