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シリーズ ブランド豚を追う

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2019年5月号

特別グラビア
33回目の開催、出展企業1,250社に拡大
VIVアジア2019が盛大に開催される

本誌記者・岩本嘉之

フードエンジニアリング分野にも注力

VNUエキシビション・アジアパシフィック社とVNUエキシビションヨーロッパ主催によるアジア太平洋地域最大規模の畜産展示会「VIVアジア2019」が3月13〜15日にタイ・バンコクのインターナショナル・トレード・アンド・エグジビション・センター(BITEC)で開催された。

2年に1度開催されるVIVアジアは毎回、畜産の器具・機材、飼料、飼料添加物、薬剤、ワクチンなど世界各国の畜産関連資材や技術が多数出展されるが、今回はこの展示会が始まって33回目を迎え、飼料から食品までを網羅する展示内容で一気に世界60カ国・1,250社に拡大。出展スペースはBITCE全ホールを使用したため、前回より3割増の約3万 m2となり、日本企業も過去最多の出展となった。また16回目となる「フードエンジニアリング」も拡大し、世界各国から食肉処理、食材、添加物、調味料、マリネ機器、冷却/冷凍、包装、物流および保管、食品安全管理、デジタル技術を用いたIT、衛生、排水処理、エネルギー管理関連企業100社以上が出展した。関連セミナーも多数開催され、今回は特にアフリカ豚コレラが中国を中心の猛威を振るっていることから、その関連講演が多く行われた。

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2019年4月号

特別グラビア
大学対抗部門 優勝は北海道大学
「第11回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会」開催


「第11回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会」(Japan IntercollegiateMeat Judging:日本ICMJ、河原聡実行委員長)が3月6 ~ 8日の3日間、東京・港区の東京食肉市場など都内会場で開催され、今年は畜産系13大学から60人の学生が参加して熱戦を繰り広げた。

同競技会は、大学で畜産学などを学ぶ学生を対象に、食肉格付の理論と体験学習の機会を提供するとともに、食肉産業界、大学および学生間の交流を促進し、日本の畜産・食肉産業界の将来を担う人材の養成に資することを目的に2009年度より開催されており、未来の食肉業界を担う若者を支援し続けている。

競技は牛枝肉部門、豚枝肉部門および部分肉・精肉部門など部門ごとに行われ、部門別および総合の成績で順位を競う。成績を個人、大学別に集計し、各部門優秀成績者上位3人、総合優秀成績者 5人ならびに大学チーム部門上位3大学を決定する。また、開催期間中には、食肉産業に対する現状や認識、将来像を学んでもらい、食肉産業への理解と造詣を深めてもらおうと特別講演や食肉に関するグループディスカッションも行われた。

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2019年3月号

◎三重県津市/(株)大里畜産
成績・飼料米利用と地域循環型農業で生まれた「伊勢美稲豚」
ISO22000認証取得し安心・安全でおいしい豚肉を提供


伊勢湾を望む三重県津市の丘陵地にある(株)大里畜産は、本社農場をはじめとする県内5農場で養豚生産を展開しており、2012年には、消費者に安心・安全な豚肉を消費者に届けることを目的にISO22000を認証取得した。同社が生産する銘柄豚「伊勢美稲豚(いせうまいねぶた)」は、三重県産の飼料米を配合したオリジナルブランド飼料を用いて生産され、地元三重県をはじめ東海3県などで流通・販売されている。同社代表取締役の木戸利信氏、また獣医師であり品質保証部顧問および家畜診療所長の杉山明氏に銘柄豚生産の取り組みやISO22000認証取得の経緯についてうかがった。(編集部)

伊勢美稲豚の特徴

伊勢美稲豚は、甘みの濃い脂身とさっぱりとした後味が特徴の豚肉。思わず口に出して読みたくなる印象的な銘柄名だが、これはかつて三重県が伊勢の国と呼ばれていたことに由来し、県産のお米を食べさせて作ったおいしい豚というイメージでつけられた。そのおいしさと高レベルの安全性が評価され、2016年5月に三重県志摩市で開催された伊勢志摩サミットではプレスセンターでの食材に選定された実績も持つ。この豚肉は東海3県を中心に東海コープおよび傘下の生協で販売されているほか、三重県内のスーパーでも購入が可能だ。

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2019年2月号

特別グラビア
精子の活性化図り受胎率・産子数高めるmaXipig
世界で注目される繁殖成績改善効果を実証


maXipig(マキシピッグ)を用いた繁殖成績改善効果
農事組合法人富士農場サービス 清水健司

maXipig はスペインIUL S.A. 社より発売されている豚精子の活性化を図る装置です。maXipig は精液保管庫のような形状で、この装置にAI に使用する直前の精液を入れ、30 分間独特のパターンで照射される赤色LED 光を当てます。庫内温度は17 °Cに保たれており、赤色LED 光照射以外には、精液に対して加温を行うなどの物理的作用は一切ありません。日本での発売前に国内養豚場での交配試験を行う機会がありましたので、その成績を報告いたします。

maXipig を使用した精液を用いて人工授精を行うことにより、受胎率の改善が認められました。これはControl 区と比較して年間を通して認められ、夏季においても有用であることから、ヒートストレスによる繁殖成績の低下に対しても一定の効果があるものと考えられます。また、分娩成績も総産子数、生存産子数共にControl 区と比べて高い値が認められ、この点においてもmaXipigの有効性があるものと考えられます。さらに卵巣で持続的に起こる排卵の時期に合っていない交配に対しても産子数のバラツキが少なくなっていることから、効果があるものと考えられます。

人工授精用豚精子活性化装置maXipig(マキシピッグ)
株式会社セントラル科学貿易 バイオメディカルサイエンス部 齋藤 敦

maXipig は、豚精液に特定パターンの赤色LED 光を照射することで精子の活性化を図る装置です。養豚場などで人工授精を行う前に、maXipig を用いて精子を活性化することで、受胎率および子豚産子数を高めることができます。2017年初旬に上市され、欧州を中心にすでに約100 台が納入され、その高い効果が今注目を集めています。

同製品は、養豚業の盛んなスペインにおいて、バルセロナを拠点とするIULS.A. 社 (以下IUL)によって開発されました。IUL はバルセロナ大学とオックスフォード大学との共同で、赤色LED 光による光刺激と豚精子の機能向上の関連性についての研究を数年前に開始しました。幾つかのパターンの赤色LED光を精子に照射し各機能に及ぼす効果を検証した結果、ある特定パターンの光を照射するとき、精子の運動性や生存率等の機能を最も効果的に向上させることを発見しました。

その後、さらなる検証をすべく、スペイン国内の養豚場10 カ所でプロトタイプのmaXipig を用いて評価を実施しました。評価頭数が飛躍的に上昇し、統計学的にも有意と判定される好結果となりました(下記スペイン国内10 カ所での結果)。なお、統計分析はジローナ大学で実施され、この結果をアイルランドで開催された獣医学会(IPVS)に公表しています。

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2019年1月号

特別グラビア
国産豚肉のしゃぶしゃぶ・焼肉・豚汁290 kgを試食提供
日比谷公園で12回目の「俺豚」開催、大勢の来場者で賑わう


昨年11 月10 ~ 11 日、東京・日比谷公園で開催された「第9 回ファーマーズ&キッズフェスタ」(ファーマーズ&キッズフェスタ実行委員会、構成団体:公益社団法人日本農業法人協会)に出展する形で、一般社団法人日本養豚協会(JPPA、香川雅彦会長)青年部会(橋本晋栄部会長)の通算第12 回目となる国産豚肉消費拡大イベント「俺たちの豚肉を食ってくれ! 2018」(俺豚)が開催された。2007 年に新宿アルタ前広場でスタートし、今回が12 回目を迎える俺豚においても、日頃、豚肉生産に汗を流す日本の若手養豚生産者たちが全国各地から大集結し、自ら生産した国産ブランド豚肉をその場でしゃぶしゃぶや焼肉に調理し試食提供した。

初日に行われた開会式では、橋本青年部会長のあいさつに続き、JPPA の松村昌雄会長代行、農林水産省生産局畜産部の富田育稔畜産部長よりあいさつが行われ、イベントは盛大にスタート。橋本青年部会長は「自分たち生産者が自らの手で消費者の方々にPR するマーケティングの一つだと思う。こういう活動は地方ごとにはやっているかもしれないが、全国のみんなが集まって、直接みんなで一致団結してやるというのは本当に少ない稀な活動。この機会を通じて、消費者の皆さんに自分たちの生産物を普及してほしい」と参加者に呼びかけた。

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