![]() | |||||||
2024年6月25日号
◎(有)風沢舎(長野県松本市)
シリーズ進化するブランド203 ノニを給与した「信州ノニタマゴ」 生でも加熱でも旨味が強く濃厚な卵
これらの飼料と水で鶏が健康になり、「信州ノニタマゴ」は「生食はもちろんのこと、半熟卵など少し熱を通すことで卵黄がさらに美味しさを増す。白身は、甘みが強く後味もスッキリしている」という。 同社では信州ノニタマゴだけでなく、タマゴソムリエである三島氏が監修した卵料理に合うオリジナル七味のほか、削りたてをすぐに真空保存したソフト削り、和食処のだし巻き卵なども販売している。 2024年5月25日号
◎(株)籠谷(兵庫県高砂市)
シリーズ進化するブランド202 自然な甘みの「たまごの郷 奥丹波」 カラーファン15以上の「高砂の夕日」
店舗開発に携わった企画開発室の湯谷綾那氏によると、それまでの直売所は「小さな店舗で卵だけを扱っていた」が、「卵だけでなく、当社が作っている加工品を若い世代にも知ってほしい」という思いからアンテナショップをグレードアップすることとし、卵の味を生かしたジェラートの開発にも乗り出した。
2024年4月25日号
◎(株)みやぎ農園(沖縄県南城市)
シリーズ進化するブランド201 微生物の力を借りた「EM平飼い卵」 安心でおいしいと思う人たちとのシェアを
小田氏は「創業者の宮城盛彦は、ひん死のヒナをバナナ畑に放置せざるを得なかったが、餌も薬も与えず消毒もしないのにヒナは逆に元気になっていた。死体を解剖してみると、鶏の体内には土と草と枯れ葉しかなく、配合飼料の類は何もなかった。そこから今の飼い方がヒナにとって本当に良いのかをもう一度考え直した結果として、現在の平飼いにつながっている」という。
また、発酵有機物や青草を含んだ飼料(青草と微生物の効果で鶏の内臓はよく機能する)→通常イメージする鶏のふんよりも水分が絞られた鶏ふんになる→微生物で管理された発酵床(ふんの掃除はいらない)→微生物によって分解され、臭いの少ない良質な堆肥(鶏ふん)となり、ふわふわと柔らかい腐葉土のような床になっている。 2024年3月25日号
◎長崎県養鶏農業協同組合(長崎県諫早市)
シリーズ進化するブランド200 加熱後も褪色しない風味豊かな「クイーン卵」 苦みと雑味が少なく強い甘みの「枇杷たまご」
また、植物性天然原料のマリーゴールドをふんだんに使用することで卵黄色が濃く、加熱後も濃い橙色が保持される。深沢氏は「長崎はカステラが名物なので、加熱しても褪色しない、冷めてもしっとりしていることが重要なポイント」と話す。厳選した原料のみを使用したクイーン卵は、風味が豊かでしっとりしており、苦みが少なく卵本来の旨味を濃厚に感じるという。
銘柄鶏の「長崎ばってん鶏」は環境抜群の開放鶏舎で坪羽数を少なくし、長期無薬飼料体系を採用、鶏へのストレスを緩和し腸内菌叢を整えるというハーブ他を配合している。研究機関による肉質評価試験では、長崎ばってん鶏は一般鶏と比較して明らかにジューシーでやわらかいことが示された。さらに「モモ肉は味に濃厚感があり、旨味の余韻が続く」という特長も示されている。 同組合は給与飼料、農場、GPセンターなど生産方式全般に関わる生協の審査を受けており、これがブランドの信頼性や品質の安定に貢献しているという。 2024年2月25日号
◎比良利助(滋賀県大津市)
シリーズ進化するブランド199 国産鶏と国産飼料を使用した 「利助のたまご」と「天使のたまご」
同農場代表の中村耕氏の祖父が養鶏業をはじめ、養鶏農家としては三代目となる。 同農場の卵の特徴は純国産鶏種「もみじ」と「さくら」にふんだんに国産原料の発酵飼料を使用していること。 特に「天使のたまご」はトウモロコシの全量を飼料用米に置き換えた飼料原料もほぼ国産の卵。
2024年1月25日号
◎(株)レパコ(福島県福島市)
シリーズ進化するブランド198 パティシエが作った「フルーツエッグ」 臭みが少なくコクと甘みがある安全な卵
フルーツ酵母と太陽の下で育ったフルーツエッグは、「本物志向から生まれた平飼いたまご」。
山口昌宏常務は「本当にいい卵とは、ストレスをかけない鶏、健康な鶏が生んだ卵」として、土の上にもみ殻を敷いた平飼いとしている。 また、スイーツに使う卵の品質を揃えるため、生み始めから10カ月以内の若鶏の卵のみとしている。 | |||||||
|